先輩へのあこがれ
3つのいいところSearch for one's advantages.
仲間を認めて、
自分を認められるようになる
100人のこどもには100の個性があると同時に、一人ひとりの成長にも個人差があって、みんな違います。
その状況において
ここまでできるようになってほしいという思いが強くなり、できたことを見過ごしてしまい、その子が持つ個性や秘めた力に気づきません。
- いつもクラス全員で同じ活動を行っていると、集団の中で一人ひとりのこどもに目が行き届かないことがあります。
- みんなに同じ経験をしてもらいたくて、その結果、一斉に同じことを行いがちです。
- 保育者としてしっかり持っている専門的な知識や経験が時には邪魔をして、例外を認めることなく、こどもを一律の型に当てはめてしまうことがあります。
そこで
その子が持っているいいところを積極的にほめて、こどもどうしでも積極的に認め合う機会をつくりましょう。
- 普段から、小さなことでもその子の得意なこと、いいところを見つける目を持つことを心がけます。
- いいところを見つけた時は、それが発揮された場面でほめてあげて、他のこどもにも伝えていきましょう。
- 例えば、折り紙をしているこどもに「○○くんが上手だから、教えてもらったら?」と声かけをして、こどもどうしが認め合う機会をつくりましょう。
- こどもどうしで、お互いの得意なことやいいところについて、知っていることがどんどん蓄積されていきます。
- その子の誕生日が訪れたら、みんなでその子のいいところを3つ言ってあげましょう。どの子にもみんなに必ず、いいところを称えられる時があることが大切です。
そうすると
人から認められるとうれしくなります。それが自信につながり、自己肯定感が高まり、次のチャレンジにつながります。同時に他人のいいところを見つけることで、互いを認め、称え合う関係が育まれていきます。さらに、異年齢保育では多様なかかわりが生まれます。