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先輩へのあこがれ

先輩へのあこがれSeniors are so cool.

なりたい、してあげたいを受け継ぐ

多くの保育園では、学年別にクラスをつくり、同い年のこどもたちどうしで生活し、それぞれに活動を行っています。

その状況において

同学年のこどもどうしのかかわりが中心だと年上や年下の子とのかかわりを持つ機会が少なくなりがちです。

  • 年上の子が近くにいると自分よりできる様子をたくさん目にすることができ、あこがれや目標を持ちやすくなります。
  • 初めてこどもを持った保護者は、こどもの成長過程を想像することが難しいものです。
  • 年下の子が近くにいるとお世話をしたくなります。

そこで

幼児期の3~5歳児は異年齢でクラスを構成し、こどもどうしの多様なかかわりが自然に生まれるようにします。

  • 自分より年上のこどもの活動に間近で触れて、「かっこいい」「やってみたい」などの、あこがれの感情が自然と湧き上がるようにしましょう。
  • 家庭や地域のように、異なる年齢が混じり合う自然な姿に近い生活環境を用意します。
  • 異年齢のこどもが混じって共同作業するような機会を設け、助け合ったり、思いやれる関係をつくりましょう。
  • 生活の空間は異年齢でも、活動に応じて年齢ごとのプログラムを用意します。

そうすると

多様なかかわりの中で互いに触れ合い、まねる、教えることで、できなかったことができるようになります。さらに今度は、自分がしてもらったことを年下の子に「してあげたい」「教えたい」という感情が生まれ、思いやりやいたわりの気持ちが育っていきます。

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