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言葉は渡すもの

遊びを軸にするPlay, play, play.

とにかく遊ぶ

こどもたちは、保育園で朝から夜までの長い時間を過ごす中で、遊ぶ・学ぶ・食べる・眠るなど、たくさんの活動を行っています。

その状況において

何事も、夢中になって満足いくまでできないと、気持ちが残って次の行動に移る気持ちになれません。

  • 充実した遊びができないと、おなかが空かないし、眠くもなりません。
  • 保育園の生活では、食事やおひるねなどの時間もあり、遊ぶ時間を十分確保できません。
  • 遊ぶ質が高いと夢中度が増し、夢中になるとますます遊ぶ質が高くなります。

そこで

一日の生活を遊びを中心に組み立てて、とことん満足いくまで遊べるようにしましょう。

  • 遊びを中心とした日々の生活の流れをしっかりつくり、こどもたちが夢中になった遊びや、どんな風に遊んだかを保育者間で共有しましょう。
  • 遊びが単発的に終わらないように、毎日の生活習慣の繰り返しの中で、遊びに集中できる時間を確保しましょう。
  • その子がやりたい遊びができる時間を確保し、『遊びを混ぜない』ことにも配慮して、遊びに集中できるような環境づくりを行いましょう。
  • 朝・夕方に集まった時に、こどもたち自身で今日や明日の遊びを決めたり相談する場を持つことで、少し先の未来への期待感が高まります。

そうすると

遊びを中心にすることで、満足いくまで遊べることが約束されたメリハリのある生活が保証され、「遊びたい」「やりたい」という意欲的な気持ちが生まれ、こどもは何事にも安心して取り組むことができるようになります。

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