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こどもからはじまる

夢中・熱中・集中Forget oneself with fever and concentration.

なぜ?どうして?は
さらにつながっていく

こどもは自分が強い興味・関心を抱くことに対しては、集中して取り組みますが、ふとした瞬間にやめてしまっていることがあります。

その状況において

自分ではじめたことであっても、途中で投げ出すとやり終えた達成感を持つことができません。

  • 人によって思っている完成度が異なり、とことんやり切る度合いが異なります。
  • こどもの興味・関心や集中の度合いや持続度はまだまだ不安定で、とことんやれるチャンス・場面が、いつ来るかわかりません。
  • とことんやる内容は、千差万別でこどもが決めます。

そこで

自分ではじめたことに、こどもたち自身がやり切った気持ちを持てるように、要所要所で手を差し伸べましょう。

  • こどもが何かに夢中になりはじめた瞬間を見逃さないように、こどもの様子を観察します。今何をしているのかを注意深く見て回ることが大切です。
  • こどもが途中でくじけそうになった時には、その子ができそうなことをアドバイスして、前向きな気持ちに導いてあげましょう。
  • 一度やりはじめたことは、時間がかかっても最後までやれるように見守り、支援しましょう。こどもが集中している間は、保育者は余計な口や指示を挟まない忍耐力を持ちましょう。
  • 最後まで達成したら、しっかりとほめてあげましょう。
  • 『小さなきっかけから』はじまった探求は、『活動/発見の連鎖』につながる芽を持っています。こどもの心に灯った小さな疑問や興味・関心の光を見逃さず、細かい心配りと支援を行いましょう。

そうすると

とことん自発的・自主的・主体的に、納得するまで追求すると、あきらめない力や忍耐力と共に自分に自信がつき、次のチャレンジにつながっていきます。そして知識・技術・体力・集中力がいつの間にか身についていきます。

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