言葉は渡すもの
生活習慣を仕掛けるI can do it already.
気づいたらできていた
生活していくための基本的な行動は、日々の保育園での生活を通して身につけていきます。
その状況において
大人がやったほうが早いので、次にやることをついこどもに指示したり、大人の手で済ませてしまいます。
- こどもは自分でやってみたいと思う時もあるし、やりたくない時もあります。
- 自分ひとりではできないと、大人の助けに頼ってしまいます。
- 家では、忙しい親の都合に合わせてこどもが動かされてしまいがちです。
そこで
保育室は、こどもにとってわかりやすいレイアウトにして、こどもが見通しを持って動けるようにしましょう。
- 「どこに何がある」「ここでは何をする」が、こどもにとってわかりやすいように家具や備品を配置します。
- 部屋をきれいにしていると、すっきりとして気持ちがいいという感覚をこどもが感じられるようにしましょう。
- おひるねの前にはこどもと一緒に片付けを行い、玩具にも「おひるね」と、ひと休みさせます。
- 建築計画の段階から、こどもが動きやすい生活の動線を意識した設計を行います。
- 手洗いや、後片付けをする棚も、こどもの手の届く高さに配慮して、無理なく、指示を受けることなく行動できるようにします。
そうすると
大人があれこれ指示することがなく、自然に行動に移したくなるようなきっかけや場面をつくることで、基本的な生活習慣のスキルが育ちます。