今のあなたがすばらしい
自分で決めるDecide and make up your mind.
決めたら覚悟がついてくる
「今日はこれをやろう!」と心に決めて保育園に登園してくるこどもたちもいます。
その状況において
保育園のスケジュールを意識して、何でもかんでも大人が決めてしまいます。
- なにかと指示が多いと、こどもには「やらされ感」が生まれがちで、自発的に何かをしようとする意欲が育ちません。
- いつも自分でやる・やらないを決めていると、力まずいろんなことにチャレンジができます。
- 自分で決めたことを進める時に、必ずどこかで他人と折り合いをつけなければならない場面が出てきます。
そこで
指示を出す前にひと呼吸置いて、こどもが決めてはじめるのを待ってみましょう。そして、できる/できないにかかわらず最後まで見届けましょう。
- こどもが打ち込めるのは何かを見極めて、「やりたい」「つくりたい」と思った時に支援できるよう、必要なものを準備しておきましょう。
- あらかじめさまざまな素材を用意しておけば、こどもはそれぞれが好きな材料で好きなことに取り組み、結果を残すことができます。
- こどもがいったんはじめたことを、最後までやり遂げるか、あきらめてしまうかどうかを、しっかり見届けるのが保育者の仕事。その時のフォローの声かけも忘れずに。
- やり遂げた時には、その喜びや達成感をこどもとしっかり共有しましょう。
- 例えば食事の時に、こどもが自分で食べる量を決めれば、完食できて食事が楽しくなるきっかけになります。
そうすると
自分で決めてはじめたことだから、失敗して悔しい思いをすることもあれば、達成して大きな喜びを得ることもあります。その瞬間瞬間が成長のステップになります。主体的に自分で決めることで、将来の見通しをたてることを覚えていきます。