ひとっていいな
家族/人生
まるごと受けとめるOur nursery school is a big family.
保育園は大きな家族
保育園のこどもたちはそれぞれに生活を共にする家族を持ち、多様な家庭環境の中で生きています。
その状況において
家族の形や生き方、暮らし方はさまざまで、保育園に求めることも違うため、画一的な保育の方法では家族を受けとめ切れません。
- こどもにとって一番のよりどころは家族です。
- 経験や想像力がなければ、いろいろなスタイルの家族を理解することは難しい。
- こどもは親が悲しいと悲しくなります。また、親がうれしいとうれしくなります。
そこで
保育園はその子だけでなく、子育てをするお母さん・お父さんも受けとめる大きな家族と考えて、一体感や連帯感を築きましょう。
- こどもたちそれぞれが異なる家庭環境で育っていることを認識し、家族の人生を含めて受容することからはじめます。
- そのために、家族の仕事や家庭の状況を聞き取り、しっかりと受けとめて、保護者の気持ちになって考えます。
- 送り迎えをする保護者へは、家族の一員のように「いってらっしゃい」「おかえりなさい」の声かけを行いましょう。
- こどもが今日一日をどんな風に過ごしたかを伝え、共有するために、その日の保育の様子を写真や文章にまとめ、保護者に伝えましょう。
そうすると
保護者は、こどもが保育園にいる間も大切にされていることを実感し、安心することで、保育園との信頼関係が生まれ、保育者は子育てのパートナーになれます。また、保護者どうしのつながりを生むことで、立場・境遇が同じ家族どうしの共感が得られると同時に、異なる家庭環境の家族に対する理解が生まれます。