こどもからはじまる
活動/発見の連鎖A chain of change.
混沌の中から光を見つける
『小さなきっかけから』芽生えた疑問や好奇心から、新たな疑問や興味・発想が生まれています。
その状況において
一つの活動や発見をそれ単独のことだけで捉えてしまい、他のことに関連づけたり、発展させたりすることができないことがあります。
- まずは計画の遂行を優先させてしまいます。
- すべての事象には因果関係があり、何かの理由や背景、事情で互いにつながっています。
- こどもは好奇心・探究心が強く、身の回りのことに次々と疑問や関心を抱きます。
そこで
こどもたちが何かを発見し、気づきがあった時、それを多角的な視点から見て、どのように膨らませていくかを考えます。
- 保育者は『小さなきっかけから』次に起こる連鎖を想定して、つなげる活動や、そのための環境設定を、いつも、いくつも用意しておきましょう。
- こどもが示した興味・関心を、どうやって大きく拡げたり、他のことにつなげていくかを意識して、次の活動を計画します。
- こどもの発想が、保育者の想像力を超えていて、現実味がなくてもいったんそれを受け入れましょう。
- 保育者は活動の大きな枠組みを決めることはあっても、実際の活動内容については、こどもの思いを大切にします。
- こどもの意外な発想が、科学/数学/文学/哲学/社会/経済/歴史/美術/音楽などさまざまな分野に発展していく芽を持つことを意識します。
- 地域の人たちや行事など、まわりをとりまく環境を活用しましょう。
そうすると
こどものやりたい/やってみたい気持ちが遊びや活動につながると、探究心がさらに深まり、自分たちで勝手に(主体的に)次に何をすべきかを考え、そこから学びに向かう力が伸びていきます。
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