今のあなたがすばらしい
ピットインPit in.
心の整備場
朝から夕方までと長い保育園での一日。こどもにだって、気持ちを落ち着かせたり、一人になったりして気分転換したい時間があります。
その状況において
こどもは一人になって過ごしたいという気持ちを持っても、そう思った時に言葉にできないことがあります。
- 保育園は集団生活の場であり、そこにいる間は、誰かと一緒にいなくてはいけません。
- 四六時中、ずっと人と一緒にいると気持ちが疲れてしまう時もあります。
- 気持ちを言葉に表せなくて、そのために欲求がかなえられないと、不満がたまったり心が不安定になります。
そこで
保育室やホール、あるいは事務所の中に、こどもが一息つける場所や環境を設けましょう。
- ピット(凹)はくたくたになった心を受けとめてくれる場所。こどもが思うようにリラックスできる環境をつくりましょう。
- 一人でいられることで心が癒されることがあります。『凸凸凹凸』を利用して一人になれる場所を用意しましょう。
- ソファでくつろいだり、ゴロゴロしたりできると、心も体も脱力してゆっくりできます。
- 奥行きが深くて扉がない収納スペースのあなぐらでは、身を隠して気分が立ち直るのをじっと待つことができるでしょう。
- ピットには『折り合いをつける』ためにやってくるこどももいます。そのためにその子が選んだ場所を認めてあげましょう。
- 保育園の事務所でも大丈夫です。その時はテーブルセットや特別な玩具を用意し、こどもの気持ちにそっと寄りそいましょう。
そうすると
欲求が満たされない不安定な気分が解消されることで、感情の整理がついてエネルギーがチャージされます。そしてまた、みんながいる場所に戻って遊びを再開します。
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