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本物に触れる

おでかけ園庭Everywhere is our garden.

まち全体で遊ぼう

こどもたちは外に出て体を動かしたいと思っていても、十分な園庭や環境が備わっていないことがあります。

その状況において

日常的に身体を動かして遊べる場所は、園庭だけだと思いがちです。

  • 保育園の外は予測不可能で、危険なことがいっぱいで怖いと思われています。
  • 都会では保育園の敷地面積が限られて、十分な園庭を確保できない場合があります。
  • まち中では、こどもが走りたくても走り回れる場所が少なく、使い方のルールに縛られていることが多くあります。

そこで

目的や興味を持って、まちの公園や広場へ散歩に出かけましょう。

  • 公園マップや安全マップを作成して、発達や年齢に応じて、どのような遊びができる公園なのかを“見える化”します。
  • こどもたちにわかりやすいように、遊びや特徴にちなんだ愛称を公園につけましょう。
  • 目的地までの道のりにある、お店や施設、近所の人の顔を把握しましょう。また、危険な個所がないかなどを確認して、安全で有意義な散歩ができるようにしましょう。
  • 外出シミュレーションを行い散歩のルールを決めるなど、安全管理を怠らないようにします。
  • 保育園でも「いってらっしゃい」「おかえりなさい」など、自然な声かけを行いましょう。

そうすると

園庭以外に出かけて遊ぶことで、目的が生まれ、遊ぶ意欲が高まります。また、長い距離を歩いたり、坂道や階段のアップダウンも経験するため、運動能力が向上することに一役買います。

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