生きるがひろがる
旅のしおりSelf-made travel guidebook
一冊の宝物

旅は行く前から楽しめるものであり、行った後も楽しめるものです。
その状況において
たとえご入居者が計画した旅だったとしても、スタッフのための行動予定表しかつくられていないと、ご入居者が自分たちで旅に行ったという気分になれずにいます。
そこで
旅に行く前から行った後まで楽しむために、しおりをご入居者と一緒につくってみましょう。
- 『ホワイドボードを使う』ことで、なるべく多くの方から意見をもらうようにしてみましょう。
- 旅の間もしおりを持ち歩いてもらえるように工夫しましょう。たとえば俳句を詠む方だったらそのためのメモ欄をつくっておく、写真を撮る方だったら写真を貼るスペースをつくっておく、等。
- しおりをつくっている最中の写真も残しておくと、なお良いでしょう。
- しおりが完成したら旅までの間にそのしおりを使い、楽しむようにしてみましょう。
そうすると
旅の間にしおりに書き込んだり思い出をはさんだり、しおり自体が旅を華やかにし、より楽しくするアイテムになります。また、旅が終わった後も、しおりを使って思い出を話し合ったり、次の旅を企画するアイテムになるでしょう。ご本人だけでなく、ご家族とも旅の思い出を楽しむことができます。