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生きるがひろがる

美味しい郷土料理Good memories on local dishes

みんなが知ってる「あれ」をつくろう

誰にでも、エピソードのある思い出深い料理があります。

その状況において

ホームには同じ地方出身の人が多いのに、郷土の話をしたり、交流したりすることがあまりありません。

そこで

ご入居者との会話を手掛かりに、郷土料理づくりを提案してみます。

  • 〇〇地方の●●料理等、何をつくるかはご入居者同士で決めてもらいましょう。
  • 可能なら、ご入居者と一緒に買い物に出かけましょう。難しければ、必要な材料を聞いてスタッフが買いに行きましょう。
  • つくったことや食べたことのない料理ではなく、今までの暮らしの中で、家庭でつくっていたメニューを取り入れましょう。
  • 干し柿やぬか床等、つくるのに時間がかかるもの、毎日手入れが必要なものも取り入れて、日課にすると良いでしょう。
  • できた料理を食べながら、料理にまつわるご入居者の思い出話を聞きましょう。

そうすると

認知症の方でも、昔から慣れ親しんだことはよく覚えていることは多いです。同郷同士で慣れ親しんだ郷土料理をつくって食べることで、昔の思い出話で盛り上がり、ご入居者同士の交流が深まります。スタッフにとっても、その方の持つ力をより深く知ることができ、次の活動につなげるチャンスとなります。