こころが動く
見慣れないものを
ちりばめるExcited by unfamiliar things
未知との遭遇
ホームには「老人ホームにありそうなもの」がたくさんあります。
その状況において
見慣れないものは、ご入居者にとって手を出しにくく、使いにくいと考えられがちです。一方、新しいことにチャレンジしてみたいご入居者もいます。
そこで
見慣れないものを、その方の視界、動線上に置いてみます。
- 今までホームにあったけれども、ご入居者が気に留めていなかったものの位置を、手に取ったり触れたりしやすい場所に移動してみましょう。
- 見慣れないものをちりばめる場合は、「もちろん!ご自由にお使いください」などのPOPを有効活用しましょう。
- 物品のラベルを見やすくしたり、使い方をわかりやすく説明しましょう。
- その方が、見慣れないものを手に取ったり、話題にしたりしたら、それを使った「やりたい」をすぐにやってみましょう。
そうすると
見慣れないものがあると、ご入居者は「あれ?」と目を留めます。そして、ご自分から手を伸ばして触り、新しい体験をすることができます。見慣れない分、使いにくく、うまくできないこともありますが、ご入居者同士の支え合いが生まれやすくなります。こうして、ご入居者は刺激を受け、さらに「やりたい」が高まります。