その方らしさを知る
一緒に行動するDo and feel together
そういうことだったのか!

ホームでは、ご入居者の立場に立って考えながら、様々なことをしています。
その状況において
ご入居者にとって周りの人やものといった環境が実際にどのように見えたり感じられたりしているのか、わたしたちが知らないこともたくさんあります。特に入居されたばかりのご入居者の場合、様子がわかる記録が多くはありません。そのため、ご入居者の行動の理由や背景がわからないことがあります。
そこで
ご入居者と一緒に行動してみましょう。
- ご本人にはできるだけやりたいようにしていただき、その様子を一緒に行動しながら見てみましょう。
- 同じ目線で同じものを見て、ご入居者の言葉にも耳を傾けましょう。そして、そのときのご入居者の行動等からも気持ちを推し量ってみましょう。
- その方を知りたいという気持ちを持ちながら一緒に行動してみましょう。
- ついてきてほしくないという様子ならちょっと距離を置く、逆にちょっと困っているな、危ないな、と思ったときはお声がけをするなど、「いい塩梅」の距離感で行動してみましょう。
- 途中でやめたりせず、最後まで一緒に行動します。
そうすると
ご入居者にとっての環境がどのようなものであり、それに対してご本人がどのようなことを感じたり考えたりして行動されるのかがわかってきます。一定時間一緒に行動し、実感を通してその方を知ることで、その方のこころが動く瞬間にも立ち会うことができるかもしれません。