その方らしさを知る
まずは、やってもらうWe need your help
頼み上手になろう

何か活動をはじめるときに、ご入居者が主役になることを第一に考えています。
その状況において
たとえば倶楽部活動への参加をお願いするとき等に、認知症の方や、麻痺がある方にも、同じようなお声かけや提案をしてしまうことがあります。「私はいいです」「わからない」などと言われ、やっていただけない方もいらっしゃいます。
そこで
やってみてもいいかな、と思っていただけるようなお伝えの仕方をします。
- その方にできそうなやり方を提案することが大切です。
- たとえば、やってもらおうとしていることのイメージができるような工夫です。
- 言葉だけで難しければ、写真やイラストを使ってみたり、やってみたらどんなことが起こるのかを明確にすることもポイントです。
- ときには、他のご入居者に協力していただくのも良いでしょう。
- ご本人が自信がなくなっているからやりたくないのか、入居後お友達がいなくなって楽しめなさそうと思っているのか、そもそも全くイメージがつかなくなってしまっているのかを判断します。
そうすると
まず「やってもらう」からわかることが必ずあります。やってもらっているときにご本人から出てくる言葉や表情を逃さずとらえることで、なぜやらなかったのか、なぜやっても楽しそうではなかったのかなど、その方の本当のニーズや「やりたい」が何であるかを知ることができます。知り続けることをやってみると、さらに本音、ニーズが見えてきます。