からだが動く
ホワイトボードを使うDiscussion using a whiteboard
からだもこころも前向きに

老人ホームには多くの人が住んでおり、それぞれの人の想いがあります。しかし、その想いが表に出ていないことも多いものです。
その状況において
ご入居者が、活動の内容を話し合っていますが、意見がなかなか出ません。
そこで
ホワイトボードを使って話し合いをしてみます。
- 椅子はホワイトボードに向けて並べます。
- 全員が文字が読め、声が聞こえるよう、空間の広さに配慮します。
- 今何をしているのか、何の会議をしているのかが全員にわかるよう、ホワイトボードの文字を指さしながら進めます。
- ご入居者から出た意見を、声に出しながら、よく書ける太字のマーカーで、大きな字で書きます。可能なら、ご入居者自身に書いていただくのも良いでしょう。
- 意見が脱線したら、スタッフが話題をふくらませたり、答えていただけそうな方に話題を振ったりすると良いでしょう。
そうすると
同じ方向を向いているので、ご入居者は周りの顔を気にせずに意見を言うことができます。意見がホワイトボードに書かれることで、発言者は自分の意見が認められたことを実感し、他の人もどんどん意見を出すことができます。その結果、ご入居者自身の意見が反映され、活動が盛り上がります。