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こころが動く

五感を刺激するExcite your feeling

環境づくりも大事な仕事です

ホームは不便がないので刺激が少なくなりがちです。

その状況において

意欲が低下していたり、やることがなく退屈そうにされているご入居者がいます。ホームの中はご入居者のために「安全で安定的な」環境に保たれていることが多いです。そのため、自然のうつろいを感じにくく、刺激が少なくなってしまっています。その結果、ご入居者の心が動きにくくなってしまっています。

そこで

光、色、香り、音、感触/テクスチャ、振動、味、温度、湿度、風等で、その方の五感を刺激してみましょう。

  • 窓を開けるだけで風や外の温度・湿度、匂い等を感じることができます。
  • 手浴・足浴にアロマを利用するのも良いでしょう。
  • お花は色や香りを楽しめますし、生けていただけば感触も味わえます。
  • ご飯が炊ける時間、お味噌汁ができる時間にダイニングにいらっしゃれば、これらの香りを楽しむことができます。
  • それらの刺激を感じている瞬間を見逃さないようにしましょう。
  • たとえば、刺激から想起されるエピソードに耳を傾けましょう。
  • 「やりたい」ご様子がうかがえたら、それを使った「やりたい」をすぐにやってみましょう。

そうすると

何がやりたいかを伺わなくても、五感への刺激は新しい刺激となり、「やりたい」につながる気持ちを生み出します。やりたいことを行ってみた結果、「できた」という満足感が積み重なり、新しい「やりたい」につながっていきます。五感を刺激されるということは、心豊かな時間を持つことにもつながります。