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その方らしさを知る

家に行くVisit your home

慣れ親しんだ環境は物語る

ご入居者の多くの方には、入居後も家があります。家そのものがなくても、家があった場所、暮らしていた場所があります。

その状況において

スタッフがご入居者のご自宅での様子を知りたいと思っても、そのことをご入居者とご家族はよく思い出せない、お話が難しい、よく知らない等の理由でお話しいただけない場合があります。

そこで

可能なら、その方と一緒に家に行ってみましょう。

  • その方のいる場所から同じ目線で家の中を見ながら、その方が家でどう暮らしてこられたのかを、雰囲気や、ご家族との関係性、音、匂い等も含めて体感します。
  • 家にある様々なものの配置や、そこに置くようになったきっかけ、それにまつわるエピソードについて、とことん教えていただきましょう。
  • その方とご家族の歴史をとことん教えていただきましょう。
  • その方のなじみのもの、大切にしていたものをお預かりしましょう。
  • 家で感じた雰囲気をホームで再現できるようイメージしましょう。

そうすると

その方が大切にしてきたものを体感することができ、その方をより深く知ることができます。ご自宅の生活空間を見ると、やりたいことが安全にできるように家具やその配置がその方やご家族によってどのように工夫されていたかを知るいい機会になります。その方が暮らしてきた空間を再現できると、さらにその方らしい言葉やしぐさが出てくるようになり、「知る」がより深まります。その結果、その方のホームでの生活が豊かになります。