SCROLL

研究体制

MEMBER

研究所メンバー

RESEARCH SCIENTIST
岡部 祥太の写真

岡部 祥太

SHOTA OKABE

経歴

麻布大学大学院獣医学研究科 動物応用科学専攻博士後期課程修了。博士(学術)。麻布大学特任助教、自治医科大学医学部生理学講座助教を経て、2021年より現職。
人と動物、人とロボットなど異種間の社会的・親和的な関係性が構築される神経生理学的メカニズムとその効果について研究。

研究分野・テーマ/キーワード

動物行動学・行動神経内分泌学・異種間コミュニケーション・親和行動・音声コミュニケーション

所属学会

  • 日本老年行動科学会
  • 日本神経科学学会
  • 日本動物心理学会

関連項

主な研究実績

論文
  • Shota Okabe, Kouta Kanno (2023). Acoustic properties and biological significance of ultrasonic vocalizations in rodents: Emotional expressions. Acoustic Communication in Animals.

    DOI : https://doi.org/10.1007/978-981-99-0831-8_10

  • Shota Okabe, Yuki Takayanagi, Masahide Yoshida, Tatsushi Onaka (2023). Novel 31-kHz calls emitted by female Lewis rats during social isolation and social inequality conditions. iScience 26(3)106243.

    DOI : https://doi.org/10.1016/j.isci.2023.106243

  • Shota Okabe, Yuki Takayanagi, Masahide Yoshida, Tatsushi Onaka (2021). Post-weaning stroking stimuli induce affiliative behavior toward humans and influence brain activity in female rats. Scientificreports. 11(1) 3805.

    DOI : https://doi.org/10.1038/s41598-021-83314-w

学会・講演
  • Shota Okabe, Yuki Takayanagi, Ayumu Inutsuka, Masahide Yoshida, Tatsushi Onaka. (2023). Toward elucidating the biological meaning of the 31-kHz calls of Lewis female rats. 日本動物心理学会第83回大会
  • 岡部祥太、江口洋子、福田亮子、原田文雄. (2023). 高齢者のウェルビーイングとそれに関与する要因の加齢による推移. 日本老年行動科学会第25回青森大会
  • 岡部祥太. (2023). 「愛」の定義を拡大するー生物学的基盤からナラティブまでー動物研究から愛について考える. 日本認知科学会第40回大会

顧問

ADVISOR
甲斐 一郎の写真

甲斐 一郎 先生

ICHIRO KAI

東京大学名誉教授

日本老年学会、日本老年社会科学会、日本健康医学会の理事長を歴任

メッセージ

よいケアを提供するために、調査研究は大切です。

求められる調査研究としては、第一に、全国に多数展開されている事業所でどのようにケアが行われているかを調べ、経験を共有することにより、よりよいケアを提供するヒントとすることです。次に重要と思われるのは効果評価といわれるもので、一定の指標(利用者の健康度、満足度など)を調べ、どうしたらよいケアを提供できるかを明らかにすることです。事業者であって研究活動をおこなっている「ベネッセ シニア・介護研究所」に大いに期待しています。

菊谷  武の写真

菊谷 武 先生

TAKESHI KIKUTANI

日本歯科大学教授

口腔リハビリテーション多摩クリニック院長

メッセージ

これまでの介護支援に関わる手法は、いくつかの先進的事例を基に形作られてきました。

しかし実際の現場において、様々な環境、利用者や家族の多様な希望を取り入れた時にそのまま当てはまるとは考えにくいのが現状です。

確かな方法を確立するには、阻害要因を明らかにし、対処法の開発を行う必要があります。

「ベネッセ シニア・介護研究所」では、実装科学に基づき、利用者、家族、ホームでの医療介護従事者、地域などのステークホルダーと協働しながら、エビデンスのある介入方法の開発、検証を行っています。