からだが動く
自由に暮らすLive your own way
家主はご入居者

ホームは共同生活なので、遠慮する気持ちが生まれがちです。
その状況において
ホームに入居するとホームの決まりに従わなければならず、自由がなくなると考えるご入居者もいます。そのようなご入居者は、何かをしたいときには、必ずスタッフに「○○していいかしら?」とお伺いを立てに来ます。また、先に誰かが使っているものを見ると、それはその人の所有物だと思って使いたくても使わなくなります。
そこで
ご入居者が使うものや場所(リビング等の共用部)を自由にお使いいただけるように整えましょう。
- 使用目的が同じでも、ご入居者がイメージしやすいものを用意してみましょう。たとえば、「掃除」であれば、ほうきを使う方がいれば、掃除機でする方もいます。
- まずは一緒に使い、一緒に片付ける、をしてみましょう。お礼の気持ちをしっかり伝え、「ここにあるのでご自由にお使いください」と一声かけたり、「お好きなように使ってください」等のPOPを用意しましょう。
- スタッフがご入居者のために何かをするときに、お伺いを立て、ご本人に決定していただきましょう。
そうすると
ホームの場所、道具等を自由に使っていいんだという空気感が生まれ、ご入居者もご自分でやってみようと感じ、いつでも自由に活動ができるようになります。自由に生活できる実感が得られることで、ご自分の「居場所」であることを感じていただけるようになります。