旅立ち ALL SET
旅立ち ALL SETYou are all set.
さあ、あなたらしく伸びていこう!
こどもは、保育園でしか表現/体験できないことを数多く経験し、かかわる人や、まわりの環境から影響を受けながら成長していきます。
その状況において
一人ひとりの成長には個人差があるのに、こどもどうしを横並びで比較しがちで、その子なりの成長を認めるのが難しくなっています。
- こどもの成長は乳児期からすべてつながっていて、発達の段階とスピードは、こどもによってさまざまです。
- そしてその成長は積み重ねであり、何かの段階を飛び越すようなことはありません。
- 保育園での預かりは、どの時期に入園しても卒園までの期間に限られます。
そこで
保育園での行事や人とのかかわりを軸にしたさまざまな体験の中で、こども自身が目標を持って過ごし、成長することを支援しましょう。
- 乳児での『ひとっていいな』のかかわり、幼児での『今のあなたがすばらしい』の人とのかかわりが軸になり、自信と意欲を持つことにつながっていきます。
- 異年齢保育によって、3年間という幅を持たせた期間の中で成長度合いを見ることで、その子の個性を認めやすくなります。
- 年下の子が年上の子がする活動を見て、あこがれを抱き、やってみたい/挑戦してみたいという気持ちになり『先輩へのあこがれ』が生まれます。
- また、年上の子は、守ってあげたいという気持ちから年下の子のお世話をします。
- 卒園にあたって、小学校への連携を行う際には、書類を活用してその子らしい長所を伝え、保育園全体でその子の成長を見守り、応援していきます。
そうすると
仲間の個性を認めたり、自分の個性に自信を持つことで育まれた自己肯定感から、こどもは希望と意欲を持って、新しい世界に踏み出していきます。保育者や保護者は『その子らしく、伸びていく。』を、お互いに喜び合い、卒園を迎えます。